設定等
タイトル | 夏の始まり |
設定 | 高校の同級生 |
シチュエーション | 夏休みに海でデート |
本編
所感・添削
良かった点 | 恥ずかしくて顔が見れないことを逆手に取った上手く台本に落とし込めている |
残念な点 | 行動の理由の描写が相変わらず弱い |
高校最後の夏休み
私は同じクラスの的野くんと近くの海にデートにきていた
一応設定的には付き合う前なのでデートという言葉は先走りすぎている気がする
水鉄砲なんて中学生ぶりだよ
私なんて小学生ぶりだよ
ええ?じゃあ幼稚園ぶり
的野くんと遊ぶのは実は今日で3回目
そろそろ気持ちを伝えたいけど
的野くんは私のことどう思ってるんだろう
どの期間で3回目なの?
今までの人生で?今年に入ってから?
この後のセリフを考えるとどちらにしても違和感があるのでそこは見せて欲しかった
ついでに言えば2人でという条件は確定させて欲しい
告白しようとしている必然性は明言して欲しい。多分卒業したら会えない何かがあるとは思うが(違う大学に進学するなど)
休憩がてらシートに座る
あのさ、的野くん
私たち、2人で遊ぶの今日で3回目じゃん?
うん
なんでいつも私と遊んでくれるの?
かなり短い期間で区切らない限り「いつも」というほどの回数では無い気がする
いずれにしてももう少し具体性が欲しい
なんでって…別に楽しいからだよ?
そっか…ならいいんだけど
沈黙あって
起きている現象としては沈黙で間違い無いと思うが、それをそのまま文字にしただけだともったいない。
告白を覚悟している瞬間だと思うのでそこを補完して欲しい
そろそろ気づいてるよね …… 私の気特ち
これはこの台詞で良いのか?とは思う。
告白することを的野くん側から見て確定させるシーンを必要なのはその通り
……
あのね、私、的野くんのことが
的野が突然石森を抱きしめる
頭ポンポンしながら
的野くんが抱きしめて頭ポンポンした必然性がもう少し欲しい
恥ずかしくて顔が見れないという設定を、そのまま的野くんに適応するだけで良い感じになると思う
俺に言わせて
好きだよ、璃花
え……
ずっと前から、好きだった
ほんとに ……?
俺と付き合って?
うん!
これからもいっぱいデートしようね
うん!
的野、再び抱きしめる
添削結果
高校最後の夏休み
私は同じクラスの的野くんと近くの海に遊びに来ていた
水鉄砲なんて中学生ぶりだよ
私なんて小学生ぶりだよ
えぇ?じゃあ幼稚園ぶり
一緒にいることは多いけど、
二人っきりで遊ぶのは実は人生で3回目
こんなチャンス高校を卒業したら
違う道に進むから次がいつになるか分からない
的野くんは私のことどう思っているんだろう
休憩がてらシートに座る
あのさ、的野くん
私たち、2人で遊ぶの大分久しぶりじゃん?
うん
なんで今日はOKしてくれたの?
なんでって…別に楽しいからだよ?
的野くん立ち上がる
そっか
覚悟を決めた顔で石森も立ち上がる
的野くんもう気づいているとは思うけど…私、的野くんのことが…
俺に言わせて
的野くん肩に手を乗せながら
……あぁやっぱりダメだ
的野くん抱きしめる
え?
ゴメン。これで言わせて
好きだよ、璃花
ずっと前から好きだった俺と付き合って?
うん
ほんとに?
これからもいっぱいデートしようね
うん!
的野くん、再び抱きしめる
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